感染ルート
- 虫から
- 重要度:高
- 頻度:低
- 黄熱は黄熱ウイルスがうつることによってかかる病気で、蚊によって人から人へうつります。
どうやってうつる
- ウイルスを持っているネッタイシマカに刺されることでうつります。
症状
- 感染しても症状がない場合が多いですが、通常3から6日の症状のない期間があった後、発熱、頭痛、筋肉痛、嘔吐をおこします。
- そのまま回復することもありますが、重症になると皮膚や目の白い部分が黄色くなり、鼻や歯肉から出血したり、血を吐いたりし、さらに死亡する場合があります。
治療
- 特別な治療法はなく、症状を軽くするための治療が行われます。
予防
- 予防接種が有効で、一回の接種で10年間有効です。
- 蚊に刺されないようにしましょう。
虫除け対策をしよう
予防接種の国際証明書について
- 入国する際に黄熱の予防接種の国際証明書を要求する国があります。
- そのような国には、予防接種をしていない場合に入国拒否される場合もあります。
- 詳しいことは、最寄りの検疫所にお問い合わせください。
- 全国の検疫所
- 危険のある地域
黄熱に感染する危険のある国
- アフリカおよび中南米の熱帯・亜熱帯地域でみられます。
アフリカ地域 | アンゴラ、ウガンダ、エチオピア、カメルーン、ガーナ、ガボン、ガンビア、ギニア、ギニアビサウ、ケニア、コンゴ共和国、コンゴ民主共和国、コートジボワール、シエラレオネ、スーダン、セネガル、赤道ギニア、中央アフリカ、チャド、トーゴ、ナイジェリア、ニジェール、ブルキナファソ、ブルンジ、ベナン、マリ、南スーダン、リベリア、ルワンダ、モーリタニア |
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アメリカ地域 | アルゼンチン、エクアドル、ガイアナ、コロンビア、スリナム、パナマ、フランス領ギアナ、ブラジル、ペルー、ベネズエラ、ボリビア、トリニダード・トバゴ(トリニダード島のみ)、パラグアイ |
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黄熱予防接種の推奨地域
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