髄膜炎菌性髄膜炎 Meningococcoal infection
感染ルート
- 人から
- 重要度:高
- 頻度:低
- 髄膜炎菌感染症は髄膜炎菌がうつることによってかかる病気で、人から人へうつります。
どうやってうつる
- 患者の咳やくしゃみによって飛び散った唾液等を直接吸いこむことによりうつります。
症状
- 1~14日の症状のない期間があった後、突然頭痛と発熱が起こり、首を動かしにくくなります。
- 時には吐き気、嘔吐や精神状態の変化が起こったり光が眩しく感じたりすることがあります。
- 重度の場合には、痙攣したり意識を失ったりし、臓器が機能しなくなって死亡します。
- 発症した人の20%程度が重症になります。
治療
- 早期に抗生物質の投与を行います。早期に治療することが大切です。
予防
- ワクチンが有効です。
- 流行地域へ渡航する場合にはワクチン接種を考慮しますが、日本では認可されているワクチンがなく、輸入ワクチンとなります。
- 髄膜炎菌感染症患者と接触した人には予防的に抗生物質を投与することもありますので、該当する人は専門の医師に相談してください。
危険のある地域
- アフリカ中央部に多発し、特に髄膜炎ベルト地帯と呼ばれる地域が危険です。乾季(12月~6月)に多発します。
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